八ヶ岳・赤岳

  • 2020年4月9日

 今回は初の雪山記録になります。雪山経験は少ないのですが、山行バリエーションは多い方が面白いと思うので、早い段階で記事にしておこうと思います。

 冬の赤岳、2016年の吹雪による敗退から、ようやくリベンジを果たしました。景色も良かったです。2016年は車で美濃戸口まで行きましたが、スリップを警戒し、2018年は電車でまったり行くことにしました。ちなみに小屋泊です。

【山行記】

日時:2018/2/17(土)〜2/18(日) 1泊2日 小屋泊
経路:美濃戸口〜赤岳山荘〜行者小屋〜地蔵尾根〜赤岳~文三郎尾根~行者小屋~美濃小屋~美濃戸口
天気:晴れ

【装備】

 40Lザックに収めましたが、ピッケル、アイゼン、ゲーターがあるので、やはり無雪期と比べると、重くなります。テント泊になると恐ろしい重さになります。

2018/2/17(土)

10:05 美濃戸口着

10:38 美濃戸口発

11:32 赤岳山荘着

 南沢経由で、行者小屋へ。写真では小屋やお店など人工的な施設を多く映していますが、実際には登山している時間もそれなりにあり、完全な山の中です。

15:00 行者小屋着

 普段は全く体を鍛えておらず、40半ばの不健康なサラリーマンにとっては、この時点でかなり消耗しています。日常的に体を鍛えつつ健康的な生活を送りたいと思う今日この頃です。
 小屋では食事の時間まで、ビールを飲みながらコタツでまどろんでました。幸せ。一緒にコタツを囲んだ山好きな方々との語らいは心にしみます。
 このときは、60代夫婦のこれまでの山行など聞きながら、また自分のこれまでの経験や感動を話したり、楽しい時間を過ごしました。こういった場で、色々な知識やインスピレーションを得たりもします。そういえば、SCWやGPV(天気地図ソフト)も、前回行者小屋で会った人から教えてもらいました。

18:00 夕食

 業者小屋は、食事が美味しくて有名な赤岳鉱泉と同じ経営なので、基本同じ食事が出されます。敗退した2016年にここに泊まった時は、ビーフシチューとイクラが出てきてビックリしました。でも、今回はビーフシチューは出ましたが、イクラはありませんでした。残念。
 これまで、完全自力の山釣りをやってきた自分にとっては、贅沢以上の何物でもありません。まず、山でビールが飲めるというのが凄いです。ましてや、2000m地点で海鮮の生ものが食べられるなんて、これ以上の感動はありません。小屋泊、ハマってしまいます。

20:30 消灯

2018/2/18(日)

6:00 起床

6:30 朝食

 理想的な朝食。
 早速出発しますが、朝の雪は青白く神々しい。

7:58 地蔵尾根

 横岳。尾根筋に上がると、風邪は強いけど空気は澄んでおり、絶景が出迎えてくれました。

10:00 赤岳着

 阿弥陀岳

 奥の連邦は北アルプス。

10:25 文三郎尾根分岐

11:24 業者小屋着

11:50 業者小屋発

13:06 美濃山荘着
 パンと熱いコーヒーを食します。

13:16 美濃山荘発

13:55 美濃戸口着
 バスの待ち時間は、荷物整理。この小屋はお風呂があるのがうれしいです。
今回は入りませんでしたが、2016年に入湯済み。

【総評】

 心の中でずっと引っかかっていたので、まずはリベンジを果たせたのがうれしいです。そして、今回の山行では、自分の体力の落ち具合を痛感しました。普段、仕事で22:00~23:00帰宅、休日出勤もするような働き方をしていた為、全く体を鍛えていません。やばい位の疲れ方でした。いつかどこかで、生活改善をしないといけません。

 そして、冬山の景色はやはり空気が澄んでいいですね。あの空気感は、夏山とはまた違った味わいです。ぜひアルプスも行きたい。まずは、北アルプスの燕あたり行ってみたいと思う、今日この頃です。