自由化で電気代を節約する為に「Looopでんき」に契約してみた

数年前の電気自由化に伴いこれまで電気・ガス料金の節約効果を試算してきましたが、今の自分の利用状況ではあまり大幅な削減がないことがわかり、優先順位を落としていました。しかし、チリツモもあるので、再度比較検討してLooop電気に契約してみました。

比較検討

電力会社の洗い出し

まず、ネットで候補となる電力会社を洗い出します。価格コムやブログで調べると、自分の地域で電力供給している電力会社を調べることができます。

楽天でんき
ピタでん
あしたでんき
Looopでんき
HTBエナジー
CDエナジーダイレクト
eneos

ある程度の規模があり、評判が一定以上ある会社として、私の場合は上記電力会社を上げてみました。

料金シミュレーション

各社HPから、自宅の月間使用量を元に、どれ位の金額になるか?シミュレーションできるようになっています。

ここでは「Looopでんき」を例に挙げます。

こんな感じで、月間使用量を入力すると、シミュレーションしてくれます。

ちなみに、月間使用量は検針票で上記の通り知ることができます。

検針票をなくしてしまった場合、会員登録すればWEBからも知ることができます(東京電力の場合)。

会社毎に比較する

こんな感じで、電力会社ごとの年間節約額を調べ上げ、比較していきます。
ガス供給も取り扱っている会社があり、セット割引が効くので、ガスも含めて検討しました。

  年間節約 月割 ガスセット 月割 入会特典
楽天でんき 4,170 348   0 3,019 7,189
ピタでん 6,449 537   0    
あしたでんき 5,612 468   0    
Looopでんき 4,666 389 2,659 222   7,935
HTBエナジー 6,492 541   0    
CDエナジーダイレクト 3,190 266 2,106 176   5,737
eneos 3,793 316 2,375 198   6,484

これを見ると、「Looopでんき」がお得です。「CDエナジーダイレクト」はAmazonプライム会員費を負担してくれるなど、+αの付加価値を提供する契約もあります。ここら辺は、サービスに対する個人の費用対効果で決めたらよいと思います。私の場合、結果的に「Looopでんき」に決めました。決めた理由として、料金の安さは勿論ですが、料金体系がわかりやすいこともあります。

これまでの東京電力の場合、以下で料金が決まっていました。
私の「従量等電灯B」の契約の場合。
[1]基本料金:1,144円
[2]1段使用料金:19.88円/kWh 120kWhまで
[3]1段使用料金:26.48円/kWh 300kWhまで
[4]2段使用料金:30.57円/kWh 300kWh以上

こんな感じで、月にどれくらい電気使ったから、いくら?というのがわかりずらいのです。一方「Looopでんき」は基本料金 0円、使用料一律26.4円/kWと、使用量から割り算するだけで料金がわかる明瞭会計です。しかも、普通に使っている限り、間違いなく得します。
切り替えない理由はありません。これで切り替える会社は決まりました。

 

ちょっと待った。そのまま申し込んでいいのか?今一度振り返ろう

すぐに申し込むのでなはく、もっと得する方法はないか振り返りましょう。
この情報化社会、紹介手数料というのがあり、あるサイトを経由して申し込むと、その特典サービスを受けることができます。
私の場合、価格コム経由で申し込みました。

こういった感じで、価格コム経由で申し込むと、Amazonギフト券を6,000円分もらうことができます。実に効率的ですね。
ちなみに、こういったサービスは期間限定のものなので、申しむ際タイミングによりお得度は変わってきます。

申し込み&開通

申し込みは、検針票とクレジット・カードがあれば、すべてWEBで済んでしまいます。申し込んでからの時系列を以下に記載してみます。

2020/3/2(月):価格コム経由で申込
2020/3/17(火):スマートメーター切り替え
2020/3/17(火):ガス供給切り替え
2020/4/15(水):電気供給切り替え

契約期間のタイミングの問題か、申し込んでから電気の切り替えまでは1.5ヶ月かかりました。ガスは2週間です。

ちなみに、電気会社を切り替えるともれなくスマートメータが設置されます。

これが、今までのアナログメータです。

これがスマートメーター。

このスマートメータは、検針機をデジタル化したもので、通信機能を持っています。これまでは月に一回、東京電力の人が検針機を点検して回り、電気の使用量をチェックして、我々に電気料金を請求していました。しかし、スマートメータの導入により、ある時点のある家庭の電気使用量が、通信でとらえることができるので、検針の必要がなくなります。つまり、電力会社の人件費を抑えることができ、結果的に電気料金を下げることに繋がります。

その後

 切り替え後、もちろん電気もガスも特に問題なく使えています。電気自由化・ガス自由化は、共通のインフラ導管を通じて供給している為、そもそも品質に影響はありません。あえて違いというと、検針のお知らせがなくなったこと。WEBでの見え方が変わったことです。

 

「東京電力」の時は、使用量と料金を月単位で見ることしかできませんでした。

一方、「Looopでんき」だと、スマートメーター導入により、使用量と料金を日ごと時間毎で見れるようになっています。