登山用ズボンの選び方

登山用のズボンはとても快適で、私は普段着としても使用しています。
この心地よさを示すために、登山用ズボンのメリットを以下に上げます。

機能性

  • 軽い
  • 素材が伸びる
  • すぐ乾く
  • 撥水する

形状

素材

素材は化繊がほとんどで、伸縮性のあるものが増えてきています。伸縮性は動きやすさとともに、摩擦による負担軽減にもなります。また、冬山用だとゴアテックスを内蔵したアウター仕様のものもあります。

厚さ

薄手・中厚手・厚手がありますが、薄手が動きやすく、汎用性があります

その他

最近は、裾をジップで取り外して半ズボンになるツーウェイタイプが出てきています。私の山行形態だと半ズボンは必要ありませんが、オートキャンプとかだと便利そうです。

所有品紹介

薄手

モンベル サニーサイドパンツ ライトタン サイズ:S  重量:349g

後述するライトトレールパンツがツギハギだらけで大分ヘタってきた為、昨年ガンメタルとセットで購入。ライトレールパンツより、若干生地が厚めです。伸縮性もあり、立体裁断の為、とても動きやすいです。

モンベル サニーサイドパンツ ガンメタル サイズ:S  重量:347g
ライトタンと共に現在のメインパンツ。

モンベル  ライトトレールパンツ ライトタン サイズ:S  重量:283g

18年位前に購入。股が裂けたり、生地が薄くなったり、その都度補修して使用して来ました。シンプルでとても良いパンツです。生地の薄さと、シンプルさにより、サニーサイドパンツより60g程軽いです。

モンベル  ライトトレールパンツ ブラック サイズ:S  重量:284g

このパンツもツギハギだらけとなってしまいました。泊まりの時は、ライトタンとセットで持参し、外着・テント着と使い分けていました。

お尻回りは生地が薄くなりすぎて、手縫い「かけはぎ」

股下も2回くらい裂けました。都度、不器用な手縫い修復。

ブラックは泥や土が付いても目立ちにくいので、沢行はこれを履き、幕場ズボンとしてライトタンを履いてきました。この為、ブラックの消耗度は半端ないです。

厚手(冬山用)

モンベル  アルパインパンツ サイズ:S  重量:508g

雪山用で厚手の生地にゴアテックスを内蔵しています。靴やズボンを脱がなくても、履けるよう、サイドジッパーが全開放する仕組みになっています。

サイドジッパーを全開したところ。これが両足できます。冬山の過酷な環境で、ズボンや靴を脱がずにアウターを履く為の配慮です。

総評

3シーズン(春・夏・冬)であれば、薄手で間に合います。春・秋でも、運動中は体が発熱するので、薄手でも寒くはありません。もし、出発時や休憩時に下半身が冷える時は、レインウェア のズボンを履けば良いのです。

私の場合、家にいる時、プライベートの外出も殆どこれで済ませてしまっています。

とにかく快適なので、余裕があれば試してみてください。モンベルのお手頃価格の製品なら、リーバイスのデニムより全然安く買えます
価格をもっと抑えたい時は、ユニクロという手もあります。ただし、素材や機能が登山向けのものを選ぶように、注意してください。