丹沢の早戸川大滝を交えた丹沢山の日帰り山行記録になります。
東丹沢にある早戸川大滝は、日本の滝100選、丹沢3滝の一つに数えられ落差50mに及びます。また、辿り着くのが大変な為、幻の大滝ともいわれています。(とは言っても、沢やっている人ならそれほど大変というわけではありません。)
直爆で迫力があり、形もカッコ良くて、気に入っている滝の一つです。
大学の友人と正月の運動不足解消に行ってきました。
沢行記
日時:2011/1/2(日) 前夜発日帰り
経路:魚止橋~伝道~大滝沢~早戸川大滝~丹沢山~丹沢三峰~丹沢観光センター~魚止橋
天気:曇り
1日目
魚止橋にある堰堤。丹沢は本当に堰堤が多いです。
身支度をするパートナーのT君。
伝道を越えたあたりで、沢に降ります。丹沢なので雪は殆どありません。
沢を渡る木橋は凍っている為、慎重にかがんで渡ります。ここでは落ちたくありません。
沢の氷の造形。色々な形があって、面白いです。
あっという間に、早戸川大滝。落差50mの直爆でかなりの迫力です。冬なので水量は少ないですが、左の岩盤で覆われている感じが神秘感を醸し出しています。
恐ろしいことに、クライマーはこの滝を直登してしまいます。
また、最近はわかりませんが、水がすべて氷り、アイスクライミングも行われたようです。
シャッタースピードを長くし、三脚で撮影してみました。滝の写真は露出時間を長くすると、水の流れが絹の様になり、違った味わいになります、
側壁は部分的に凍り付いています。
滝壺周辺は、こんなモコモコの氷方をしています。
ナイフのようなツララ。これが落ちてきて、頭に刺さったら、悲惨なことになります。
大滝を高巻きし、バリエーション・ルートで丹沢山を目指します。
ようやく尾根沿いに上がりました。
晴れてはいませんが、冬の透明な空気で、景色が素晴らしいです。
そして、丹沢山(1567.1m)に到着です。
山頂には、「みやま山荘」という立派な小屋があります。
ここからは、丹沢三峰(たんざわみつみね)に進みます。三峰は以下の呼び名が付いています。
・西峰(1352m) 太礼ノ頭(たれいのかしら)
・中峰(1360m) 円山木ノ頭(えんざんぎのかしら)
・東峰(1345m) 本間ノ頭(ほんまのかしら)
アップダウンの連続で結構疲れました。
本間ノ頭からは、本間沢沿いにある登山道を下り、丹沢観光センターまで向かいます。そして、車道を登り返し、車のある魚止橋に着きました。
総評
正月の運動不足解消目的でしたが、山はやはり気持ちいいです。特に冬は空気が澄んでいて、人気も少ないので、静かな山行が楽しめます。
帰りは、パートナーT君と温泉に浸かり、食事を楽しみました。
もうすぐ2021年が開けます。ここ最近行けてなかった正月山行を、久しぶりに計画したいと考えています。