久しぶりの生活ネタです。今回はマキタのコードレス掃除機の記事になります。
それまで自宅に掃除機はありましたが、あまり使っていませんでした。掃除機を引っ張り出して、コードをコンセントに差し、奥まったところは延長コードを付けたり、これを別の部屋でも同じこと繰り返す。しかも、音が大きい。また、掃除が終わった後、気が付かなかった埃やごみに気が気になり、また掃除機を取り出してやり直す。普段は仕事漬けで、家にいる時間も少ないこともあり、掃除機かけの非効率性にストレスを感じてました。
マンションを購入して部屋数が増え、フローリングのゴミが目立つことがわかり、掃除機の買い替えを検討しました。そこで、マキタの掃除機が非常に優れていることがわかったので、ここでオススメします。
コードレス掃除機の利便性
最初にメリットを上げます。
・コンパクト → 押し入れなどからの出し入れが不要
・利便性 → 気になったら、さっと使える
コードレスでコンパクトということが、更に以下のメリットも生まれます。
・車の車内掃除に使える
・ベランダや玄関にも使える
なぜマキタ?
コードレスのスティック掃除機は色々なメーカーから出していますが、人気のメーカーとしてはダイソンが筆頭に挙げられます。吸引力が強く、デザインが良い、ですが高い…
そこで、マキタの掃除機が選択肢に上がります。まず、マキタはどんな会社なのかというと、日本の電動工具メーカーです。電動ドライバーや電気ドリルなど、多彩な製品を製造&販売しており、国内シェアも相当高いです。その中で「集塵機」というカテゴリで、掃除機を販売していて、つまり業務用のガテン系掃除機なのです。
・バッテリー性能 → 充電時間が革命的に早い
・吸引力 → コードレスの弱点を克服
・信頼性 → 新幹線の車内清掃に使われている実績
業務用なだけに、デザインがシンプルです。そして、なにより安いです。
他のメーカーにない、マキタの圧倒的なメリットはバッテリー性能です。なんと、22分で満充電してくれます。充電モデルのデメリットとして、使いたい時にバッテリーがない問題がありますが、この時間ならそこで充電しても気にならないと思います。また、バッテリーを複数用意しておいて、無くなったら付け替えるということも可能です。ここら辺は、外で使用することを想定した業務用ならではです。
一昔前のコードレス機といえば、吸引力の弱さがデメリットとしてありました。しかし、このマキタは、500円玉とかも簡単に吸い上げる吸引力があります。さすがにコード式ほど吸引力はありませんが、近いところまで来ています。実際マキタを使ってみて、2年経ったところで吸引力に不満を感じませんでした。この為、コード式掃除機は存在価値を全くなくし、場所を取るだけなので、廃棄してしまいました。20年前に購入した、いわゆる普通の掃除機です(SANYO SC-R54)。
ここまでマキタの実力を説明してきたましたが、その信頼性は新幹線の車内清掃で使われているほどです。よく見ると、駅やビルの清掃業者はマキタの掃除機をよく使っており、その信頼性の高さが伺えます。
選び方
マキタの掃除機は多彩なシリーズ展開がありますが、ポイントは下記3点です。
- バッテリー電圧
- カプセル型or紙パック型
- 新製品or旧製品
バッテリー電圧
高い順から18V、14.4V、10.8V、7.2Vの4シリーズからなり、基本的には高電圧な程、吸引力が強くなります。一方で高電圧な程、大きく重くなり、取り回しのしやすさに影響します。
また、新製品なら低電圧でも吸引力が強いモデルもあるので、軽さ・吸引力・価格のトータルで判断すれば良いと思います。
メリット | デメリット | |
高電圧 | 吸引力が強い | 大きい、重い |
低電圧 | 吸引力が弱い | 小さい、軽い |
またバッテリーサイズは、マキタの機器(電動ドライバーなど)を既に持っている、もしくはこれから購入しようとしている製品があるなら、それと合わせて決めるとバッテリーの使い回しが出来ます。
カプセル式or紙パック式
ゴミを溜める方式として、カプセル式と紙パック式があります。カプセル式は紙パック不要だけど、ゴミを取り除く時に、手が汚れやすいデメリットがあります。紙パック式は、そのまま捨てれば良いので、手は汚れにくいです。
メリット | デメリット | |
カプセル式 | パック不要 | 手が汚れやすい |
紙パック式 | 手が汚れにくい | パックが必要 |
また、何気に重要なのが、電源がトリガー方式(トリガーを引いてる時だけ電源が入る)なのか?スイッチ方式(電源はON・OFFボタン)なのかも選ぶ際の基準となります。カプセル式はトリガー方式、紙パック式はスイッチ方式の組み合わせとなっている場合が多いです(モデルによる)。
紙パック式と言っても、高機能不織布ダストバッグというものがあり、洗いながら使い回しができるものがあり、標準で一個ついています。
新製品or旧製品
メリット | デメリット | |
新製品 | 吸引力が強い +αの機能 | 高価 |
旧製品 | 吸引力が弱い | 安価 |
マキタの掃除機は古いモデルもずっと販売しています。新製品ほど、吸引力がどんどん強くなるので、費用の問題がなければ、最新モデルを購入しておけば、問題ありません。一方で古いモデルでこと足りるなら、かなり費用を抑えることができます。
なお、マキタの掃除機は家庭用としてもかなり高い評価を受けているので、ネットで検索すればいくらでも紹介記事が出てきます。
自分の場合
本体
購入は2016年2月で、当時の最新モデルです。吸引力が欲しかったので18Vにしました。紙パックを購入する手間をかけたくなかったのですが、高機能不織布ダストで回避することができ、希望のスイッチ方式であることから、紙パック式のモデルにしました。
マキタをマキタたらしめている高性能バッテリーと充電機。ゴッツ過ぎます。
5年間洗いながら使い続けてきましたが、大分汚れが目立つようになった為、今回新調しました。バブルステーコンプリートと凄い名前がついてますが、袋と本体のつなぎ役です。
本体の蓋を開け、こんな感じで収めます。
ノズル
マキタ サッシノズル。付属の純正品です。
こんな感じで、パイプを外して使えば卓上掃除機としてま使えます。しかし、18Vだと卓上用としては、少々重いです。
別売りの純正ブラシです。
100円ショップ 三角ブラシ
マキタ標準ノズル。付属の純正品です。
コンパクトかつシンプルで、使い回し性に優れます。ただしカーペット用ではないので、カーペットで使用したいときは、別売りで販売しているノズルを購入する必要があります。
SANYO SC-R54の付属ノズル
私はカーペット用には以前の掃除機のノズルを使用しています。パイプの口には互換性があるので、本体は廃棄しましたが、ノズルはカーペット用として使い回しています。
一時、レイコップという布団用掃除機が流行しましたが、マキタでこれを実現してみました。無論、UVによる殺菌効果は期待できませんが、微細な埃というか?ゴミというか?布団にはゴミが結構貯まるものです。
別売りの純正ホース。私のは18Vモデルなので、それなりの重さがあります。この為、卓上や細かい操作は、直持ちだと中々に辛いです。そういった場合、このフレキシブルホースが活躍します。
接続するとこんな感じです。
例えば、PC内部の埃掃除は、このセットで使用し、本体は下に置いたままフレキシブルホースをグリングリン動かして吸引します。
便利すぎて、パイプやノズルもこんなに増えてしまいました。
サイクロン
サイクロン式といえばダイソンですが、マキタから純正オプションとして、サイクロンアタッチメントが販売されました。
クチコミの評価が高く、そのメリットを検討しました。自分の場合フローリングの掃除がメインで、パイプを付けて使う場合が殆どなので、「買い!」と判断しました。以下にメリット・デメリットを記載してみます。
・多くのゴミを貯められる(ゴミ出しの頻度が減る)。
・ゴミ出しも非常に簡単かつ手が汚れない。
・ゴミがくるくる回るのが見え、動きを楽しめる。
・少し重くなる。
装着とこんな感じ。
サイクロンアタッチメント購入時には注意点があります。付属のパイプだと、サイクロンアタッチメントの長さもあり、全長が長くなりすぎ、使いづらくなります。この為、短い32cmパイプもセットで購入した方が無難です。
アタッチメントと繋げると、標準パイプとほぼ同じ長さになります。
スタンド
こういったコードレスのスティック掃除機は、スタンドが販売されています。
こういった感じのもので、非常にお洒落で良いものです。
しかし私の場合、その為にスペースを確保するということに抵抗がある為、リビングとキッチンの間のスペースにカラビナで吊るしています。手に届きやすいところにあって、パッと使えるところに配置するのが重要だと思っています。
スタンドの使用は、趣向の問題かと思います。
といった感じで、マキタの掃除機はとにかく便利なので、 買い替えを検討している方の参考になれば幸いです。